購入仲介とは?

購入仲介に関する基本的な用語や概念をわかりやすく解説します。
不動産購入の専門用語を理解して、より効果的な営業活動につなげましょう。

購入仲介 こうにゅうちゅうかい

不動産の購入を希望する顧客(買主)の立場に立って、物件探しから契約・引き渡しまでをサポートする仲介業務。売主側の仲介とは異なり、買主の利益を最優先に考えて活動する。

購入専任媒介 こうにゅうせんにんばいかい

買主が特定の不動産会社1社のみに物件探しを依頼する契約形態。売却の専任媒介と同様、他社を通じて物件を探すことができない代わりに、担当者がより積極的にサポートを行う。

成約率 せいやくりつ

問い合わせや面談を行った顧客のうち、実際に物件を購入(契約)に至った割合。購入仲介における重要な指標の一つで、通常20-30%程度が平均とされる。

初回面談 しょかいめんだん

購入希望者と初めて対面で相談を行うこと。希望条件のヒアリング、予算の確認、今後の流れの説明などを行い、信頼関係構築の第一歩となる重要な機会。

物件案内 ぶっけんあんない

購入希望者を実際の物件に案内し、内見してもらうこと。物件の魅力を伝えるだけでなく、周辺環境や生活イメージを含めて総合的に提案する。

クロージング くろーじんぐ

商談を成約に導くための最終段階の活動。購入の意思決定を促し、申込みから契約締結までをスムーズに進めるための技術や話法。

フォローアップ ふぉろーあっぷ

初回面談や物件案内後の継続的な連絡・サポート活動。検討状況の確認、新着物件の提案、不安の解消などを通じて、成約につなげる。

両手仲介 りょうてちゅうかい

一つの不動産取引において、売主と買主の両方から仲介手数料を受け取ること。利益相反の可能性があるため、透明性の確保が重要。

片手仲介 かたてちゅうかい

売主または買主のどちらか一方のみから仲介手数料を受け取ること。購入専任媒介では基本的に片手仲介となり、買主の利益に専念できる。

媒介契約 ばいかいけいやく

不動産の売買や賃貸の仲介を不動産会社に依頼する際に締結する契約。一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の3種類がある。